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『弱小プランナーのボク流しごと術』<vol.3>  1.持ち物編 【第3回:ノートのメモり方】

2009/07/06

前回ご紹介した通り、私は無印良品のB5サイズ(横罫)ノートを打ち合わせのメモ用として使用しています。以前は、システム手帳(バイブルサイズ)のメモページを使って記入スペースの狭さに辟易し、ページが増やせるバインダー式ノートを使った時は、クライアント別に記入ページを分けて重い資料ファイルの様になり…と様々な過程を経て、現在のB5ノートに落ち着きました。

このノートは5冊で210円(税込)、1冊42円と言うリーズナブルな価格。30ページ綴りなので薄くて軽い、膝上とか狭いスペースでノートを取る時などは、ぐぃーと反対に折り返して使ったりします。なお、このノートは表紙がわかり難い(と言うか表紙が無い!?)ので、私は表紙に「meeting memo voi.00」と赤ペンで通しナンバーとともに手書きし、社名シールを貼っています。

 

 

さて、私流のノート活用方法ですが、基本的には、クライアントや仕事内容でノートを分けたりせず、すべての打ち合わせの内容を時系列に、一冊のノートでメモってます。ちなみに、筆記具は主にシャープペンです。

①メモ(記録)は、右側のページだけを使用

まず、右側ページの上部欄外に、打ち合わせの相手名(社名や担当者名)を左角に、日付を右角に記入します。

②自己流キーワード記入法

私が勝手に命名しました「キーワード記入法」は、もともと持ち前の書き字の大きさと汚さにより、キレイな文字で文書をノートに記入出来ない事が発端になり、打ち合わせ内容のポイントをキーワードや短い文面、簡単な図でメモっていたのがはじまりでした。結果的に、最近ブームとも言える「マインドマップ」や「図解術」に似ている感じになっています。(もちろん、そんな高度な手法では無いですよ!?)

★キーワード記入法の流れは…

a)打ち合わせのテーマ(タイトル)を記入。

b)打ち合わせをしながら、ポイントになる内容をテーマ(タイトル)から引っ張り出し線を入れて、キーワードや短い文面で記入。

c)さらに、記入したキーワード等に関連した重要な内容を、そこから引っ張り出し線を入れて、関連キーワード等を記入。

d)記入内容で収まらなくなった場合。内容の区切りが良さそうな時は、次の左側ページへ移動。関連する内容の場合は、右側ページに引っ張り出して記入。

e)特に重要と思われる記入内容は、グリグリと丸囲みや波線のアンダーラインを入れる。

…重要ポイントを赤ペンなどで色分けをする場合もありますが、打ち合わせ時は意識の80%が相手とのヒアリングに向いているので、気付いたら全部赤ペンでメモっていた!と言う苦い経験もありました。結構、打ち合わせの内容は、ポイントになるキーワード等さえメモっていれば、後日ノートを見直しても大体内容を思い出しますよ。

③左側ページは、ホワイトボード!?

メモ(記録)は、基本的に右側ページを使用していきますが、打ち合わせ内容を相手と確認する時に、左側のページをホワイトボード代わりに使います。図解等しながら、相手にも見せ、場合によっては記入させ、内容の相違が無い様にコンセンサスを取っていきます。

私の場合は、企画書の流れを小さく囲んだページを作りながら、各ページのポイントになるキーワードやフロー図等を、打ち合わせ相手と一緒に記入していくケースが多いです。

また、打ち合わせ後に追加された内容や見返した時に思いついたアイディアなどを書き留める場合もあります。


最近は、打ち合わせ時にレジュメや資料等が配布される場合が割りと多いのですが、その場合は、メモ(記録)したモノがバラバラにならない様に、直接その配布資料へ打ち合わせ内容等をメモしていきます。ノウハウ系のビジネス書に「ノートは情報の宝庫だ!キレイに整理して、データベース化しよう。」って書いてあったりしますが、私はメモはメモとして割り切っているので、ノートが終わってそのメモの内容が不必要になったら、ドンドン捨てていっています…さてさて皆さんは、どんな風にノートをメモってますか?


 



プランナー 野間善正
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