http://la-porte.d2.r-cms.jp,topics/5
オトナのライフスタイル提案マガジン ラ・ポルテ - ウェブマガジン
2010-02-03T10:48:56+09:00
オトナのライフスタイル提案マガジン ラ・ポルテ
http://la-porte.d2.r-cms.jp,topics/5/45
歴史のまちは冬がおいしい『平戸』ひらめまつり
オトナのライフスタイル提案マガジン ラ・ポルテ
2010-02-02T00:00:00+09:00
2010-02-02T00:00:00+09:00
2010-02-03T09:31:50+09:00
平戸ひらめまつり平戸が海の幸に恵まれているのは広く知られている。では、1月から3月の厳冬季にもっとも美味しい魚は何か。淡白ながら脂がのった深い旨み――。今季もいよいよ旬到来だ。優美な平戸焼がひらめの透き通った身をより一層際立たせ、思わずため息がこぼれる「ひらめの刺身皿盛り」第13回「平戸ひらめまつり」1月7日(木)より開催中
日本で最初の貿易港としてオランダとの交流を果たした長崎県・平戸。海に浮かぶ美しいまちは歴史のロマンを今に伝え、情緒豊かな観光地として根強い人気を誇っている。そんな平戸が一年でもっともにぎわうのが、正月の明けた1月初旬から4月の初頭。期間中に訪れるという約1万人の観光客のお目当ては、「平戸ひらめまつり」だ。シーズンを問わず新鮮な魚介類を味わえる平戸にあっても、「天然ひらめ」はやはり別格。豊かな平戸の海で育まれた、とれたての天然ひらめはこの時期まさに旬。大きいものになると座布団サイズというのも驚くが、もちろん、大きさばかりではない。ぷりぷりとした身は淡白ながら旨みが深く、ほどよくのった脂には品のいい甘み。わずかに琥珀色の透き通った身は、刺身はもちろん、軽くダシ汁にくぐらせる「しゃぶしゃぶ」も絶品だ。期間中は平戸ひらめまつりに加盟している地元のホテルや旅館、食事どころが、いっせいに天然ひらめを使った自慢のコース料理を展開する。料理の内容は施設ごとに趣向を凝らすが、ひらめ料理に関しては、例えば〈コース料理には必ず刺身皿盛りと、しゃぶ鍋料理を入れる〉などの基準が設けられているため、どの加盟店を選んでも満足のいくひらめ料理が味わえる。料理ばかりでなく、期間中、加盟宿泊施設はひらめ料理の付いた1泊2食の宿泊プランを1万500円から用意。平戸温泉の宿や、海辺のロケーションを活かした展望風呂の宿など、好みに合わせて選ぶといい。歴史とロマンの島で、天然ひらめと心地よい湯。白身のうまい刺身には、無論、おいしい酒もよく合う。日帰りのドライブもいいが、ここはひとつ、ゆっくり平戸・ひらめ三昧といきたい。眼下に美しい平戸瀬戸を見下ろし、星空を眺めながらの露天風呂は、海に囲まれた平戸ならでは。しばし日常を忘れさせてくれる癒しの時間
400年前からの伝統の味とそれを受け継いだ新しい味が織り交ざる平戸スイーツをめぐる「スイーツ手帖」を片手に島内スイーツめぐりへ!平戸でいま話題になっているのが、多彩なスイーツたち。古来の味から新しい味覚まで、和洋混在の手づくりスイーツの店がふるっている。散歩がてら島内スイーツめぐりをするなら、平戸観光協会の「スイーツ手帖」が便利。「平戸城もなか」や80年以上続く老舗の「長崎カステラ」などのおみやげの定番から、昭和44年創業のたい焼き屋、具だくさんの「クリーム白玉あんみつ」が食べられる人気店まで網羅している。楽しく甘~い旅をしっかりナビゲートしてくれるに違いない。【平戸観光協会】電話0950・23・8600 平戸の甘味を網羅したスイーツ手帳を旅のお供にぜひ!
平戸ではこれも食べたい!!
ブランド牛『平戸牛』黒毛和牛発祥の地ともいわれ、1200年以上前から放牧が行われていたという記録も残る平戸。そんな平戸の自然が育むブランド牛「平戸牛」は、 旨みが濃厚な赤身と色鮮やかでキメの細かい霜降りのバランスが絶妙。ぜひステーキで味わいたい。
平戸へ行くなら直行バスがお得!! マイカーでのドライブも楽しい平戸旅だが、今なら福岡-平戸間の直行バス「YOKARO」号がお得だ。 直行バス「YOKAROよかろ号」年会費3,000円で福岡・平戸乗り放題!2009年10月1日からスタートした「平戸YOKARO会員」になると(年会費3,000円+手数料300円)、なんと2010年9月30日まで福岡-平戸間の直行バスが乗り放題!たとえ1度の平戸行きでも、福岡から平戸への直行バスの運営がないため、車を持たない人には特にオススメ。また、会員には指定施設の宿泊料5%引きや、平戸温泉の立ち寄り入浴200円引きなどの特典もある。1日2往復で毎日運行しているので、平戸旅に活用してみては。(※詳細はYOKAROデスクへ TEL:0950-23-8822)
平戸ひらめまつり平戸が海の幸に恵まれているのは広く知られている。では、1月から3月の厳冬季にもっとも美味しい魚は何か。淡白ながら脂がのった深い旨み――。今季もいよいよ旬到来だ。優美な平戸焼がひらめの透き通った身をより一層際立たせ、思わずため息がこぼれる「ひらめの刺身皿盛り」第13回「平戸ひらめまつり」1月7日(木)より開催中
日本で最初の貿易港としてオランダとの交流を果たした長崎県・平戸。海に浮かぶ美しいまちは歴史のロマンを今に伝え、情緒豊かな観光地として根強い人気を誇っている。そんな平戸が一年でもっともにぎわうのが、正月の明けた1月初旬から4月の初頭。期間中に訪れるという約1万人の観光客のお目当ては、「平戸ひらめまつり」だ。シーズンを問わず新鮮な魚介類を味わえる平戸にあっても、「天然ひらめ」はやはり別格。豊かな平戸の海で育まれた、とれたての天然ひらめはこの時期まさに旬。大きいものになると座布団サイズというのも驚くが、もちろん、大きさばかりではない。ぷりぷりとした身は淡白ながら旨みが深く、ほどよくのった脂には品のいい甘み。わずかに琥珀色の透き通った身は、刺身はもちろん、軽くダシ汁にくぐらせる「しゃぶしゃぶ」も絶品だ。期間中は平戸ひらめまつりに加盟している地元のホテルや旅館、食事どころが、いっせいに天然ひらめを使った自慢のコース料理を展開する。料理の内容は施設ごとに趣向を凝らすが、ひらめ料理に関しては、例えば〈コース料理には必ず刺身皿盛りと、しゃぶ鍋料理を入れる〉などの基準が設けられているため、どの加盟店を選んでも満足のいくひらめ料理が味わえる。料理ばかりでなく、期間中、加盟宿泊施設はひらめ料理の付いた1泊2食の宿泊プランを1万500円から用意。平戸温泉の宿や、海辺のロケーションを活かした展望風呂の宿など、好みに合わせて選ぶといい。歴史とロマンの島で、天然ひらめと心地よい湯。白身のうまい刺身には、無論、おいしい酒もよく合う。日帰りのドライブもいいが、ここはひとつ、ゆっくり平戸・ひらめ三昧といきたい。眼下に美しい平戸瀬戸を見下ろし、星空を眺めながらの露天風呂は、海に囲まれた平戸ならでは。しばし日常を忘れさせてくれる癒しの時間
400年前からの伝統の味とそれを受け継いだ新しい味が織り交ざる平戸スイーツをめぐる「スイーツ手帖」を片手に島内スイーツめぐりへ!平戸でいま話題になっているのが、多彩なスイーツたち。古来の味から新しい味覚まで、和洋混在の手づくりスイーツの店がふるっている。散歩がてら島内スイーツめぐりをするなら、平戸観光協会の「スイーツ手帖」が便利。「平戸城もなか」や80年以上続く老舗の「長崎カステラ」などのおみやげの定番から、昭和44年創業のたい焼き屋、具だくさんの「クリーム白玉あんみつ」が食べられる人気店まで網羅している。楽しく甘~い旅をしっかりナビゲートしてくれるに違いない。【平戸観光協会】電話0950・23・8600 平戸の甘味を網羅したスイーツ手帳を旅のお供にぜひ!
平戸ではこれも食べたい!!
ブランド牛『平戸牛』黒毛和牛発祥の地ともいわれ、1200年以上前から放牧が行われていたという記録も残る平戸。そんな平戸の自然が育むブランド牛「平戸牛」は、 旨みが濃厚な赤身と色鮮やかでキメの細かい霜降りのバランスが絶妙。ぜひステーキで味わいたい。
平戸へ行くなら直行バスがお得!! マイカーでのドライブも楽しい平戸旅だが、今なら福岡-平戸間の直行バス「YOKARO」号がお得だ。 直行バス「YOKAROよかろ号」年会費3,000円で福岡・平戸乗り放題!2009年10月1日からスタートした「平戸YOKARO会員」になると(年会費3,000円+手数料300円)、なんと2010年9月30日まで福岡-平戸間の直行バスが乗り放題!たとえ1度の平戸行きでも、福岡から平戸への直行バスの運営がないため、車を持たない人には特にオススメ。また、会員には指定施設の宿泊料5%引きや、平戸温泉の立ち寄り入浴200円引きなどの特典もある。1日2往復で毎日運行しているので、平戸旅に活用してみては。(※詳細はYOKAROデスクへ TEL:0950-23-8822)
http://la-porte.d2.r-cms.jp,topics/5/36
interview.01 株式会社ストーンマーケット 代表取締役社長 中村泰二郎
オトナのライフスタイル提案マガジン ラ・ポルテ
2009-12-25T00:00:00+09:00
2009-12-25T00:00:00+09:00
2009-12-24T16:08:04+09:00
「お客のためにプールを掘る」 その発想で俺も仕事をしたい、と。逃避したアメリカで開眼 「儲ける」から「楽しむ」へ
天然石アクセサリーのパイオニアとして全国区となった『ストーンマーケット』。一代で実績を築いた中村泰二郎社長は、仕事をするうえでのルールを「楽しむこと」に置く。始まりは28歳、アメリカ・アリゾナ州への放浪旅だった。
「現地ではみんな趣味を仕事にしているんです。車が好きだから車屋になった、みたいな人ばかり。ある昼間、行き着けのバーボンショップに遊びに行ったら店主が穴を掘ってるんですよ。何してる?って聞いたら、プールを掘ってるんだと。酒を飲んだらプールに入りたくなるとお客に言われて、そりゃ楽しそうだな!と掘り始めたらしい(笑)。プールで儲けようってわけでもなく、ただ客も自分も楽しいからという理由で展開する商売。僕には衝撃的でした」。
アメリカへの旅は、実のところ借金からの逃避だった。20代前半に起業したブティックがバブル崩壊により借金へ。4千万円の負債を抱え、本人曰く「遠くへ逃げた」。「今でこそ、成功していますねなどと言われますが、失敗もたくさんしてきました。でも歩みを止めなければ、失敗は過程とか研究と呼ぶことができる。情熱を持ち続けるためには自分が楽しむこと、人を楽しませること。何をするにせよ、僕の変わらぬ信条です」。
その信条はいまや多方面に及ぶ。華やかな事業展開が注目されるストーンマーケットだが、実は発展途上国での学校づくりや福祉への寄付活動に尽力しているのをご存知だろうか。苦渋を知る経営者らしい、熱く、優しい情熱の一片だ。中村泰二郎(なかむら・たいじろう)1964年山口県出身。94年熊本県で個人輸入小売業「ストーンマーケット」を創業。現在全国に119店舗を構える●株式会社ストーンマーケット●本社/福岡市中央区港2-11-4●TEL/092-737-7737●URL/http://www.stone-m.com/
このつづきは幻冬舎より発売中の「成功の原石(著:中村泰二郎)」をチェックしてください。今回はこの本を読者5名様にサイン入りでプレゼント!読者ひろばをチェック!
「こだわりの一品」
スパークリングワイン「Brillante(ブリランテ)」
中村社長が、その味に惚れこみ、プライベートブランドを作り日本での販売を手掛けることになったイタリアのスパークリングワイン「Brillante(ブリランテ)」。イタリアンを好む日本人の舌には、イタリアの酒も合うのだという。
「お客のためにプールを掘る」 その発想で俺も仕事をしたい、と。逃避したアメリカで開眼 「儲ける」から「楽しむ」へ
天然石アクセサリーのパイオニアとして全国区となった『ストーンマーケット』。一代で実績を築いた中村泰二郎社長は、仕事をするうえでのルールを「楽しむこと」に置く。始まりは28歳、アメリカ・アリゾナ州への放浪旅だった。
「現地ではみんな趣味を仕事にしているんです。車が好きだから車屋になった、みたいな人ばかり。ある昼間、行き着けのバーボンショップに遊びに行ったら店主が穴を掘ってるんですよ。何してる?って聞いたら、プールを掘ってるんだと。酒を飲んだらプールに入りたくなるとお客に言われて、そりゃ楽しそうだな!と掘り始めたらしい(笑)。プールで儲けようってわけでもなく、ただ客も自分も楽しいからという理由で展開する商売。僕には衝撃的でした」。
アメリカへの旅は、実のところ借金からの逃避だった。20代前半に起業したブティックがバブル崩壊により借金へ。4千万円の負債を抱え、本人曰く「遠くへ逃げた」。「今でこそ、成功していますねなどと言われますが、失敗もたくさんしてきました。でも歩みを止めなければ、失敗は過程とか研究と呼ぶことができる。情熱を持ち続けるためには自分が楽しむこと、人を楽しませること。何をするにせよ、僕の変わらぬ信条です」。
その信条はいまや多方面に及ぶ。華やかな事業展開が注目されるストーンマーケットだが、実は発展途上国での学校づくりや福祉への寄付活動に尽力しているのをご存知だろうか。苦渋を知る経営者らしい、熱く、優しい情熱の一片だ。中村泰二郎(なかむら・たいじろう)1964年山口県出身。94年熊本県で個人輸入小売業「ストーンマーケット」を創業。現在全国に119店舗を構える●株式会社ストーンマーケット●本社/福岡市中央区港2-11-4●TEL/092-737-7737●URL/http://www.stone-m.com/
このつづきは幻冬舎より発売中の「成功の原石(著:中村泰二郎)」をチェックしてください。今回はこの本を読者5名様にサイン入りでプレゼント!読者ひろばをチェック!
「こだわりの一品」
スパークリングワイン「Brillante(ブリランテ)」
中村社長が、その味に惚れこみ、プライベートブランドを作り日本での販売を手掛けることになったイタリアのスパークリングワイン「Brillante(ブリランテ)」。イタリアンを好む日本人の舌には、イタリアの酒も合うのだという。
http://la-porte.d2.r-cms.jp,topics/5/32
Vol.5 山紫水明の宿で味わうは優美で繊細な季節の移ろい
オトナのライフスタイル提案マガジン ラ・ポルテ
2009-12-25T00:00:00+09:00
2009-12-25T00:00:00+09:00
2009-12-24T14:52:16+09:00
大分県・由布院温泉 山紫御泊処 はなの舞
にぎやかな湯布院のメインストリートから少し離れた静かな場所。樹木のアーチをくぐって石畳の小径を進んでいくと、煉瓦壁の洒落た建物が目に入る。その宿の名は『はなの舞』。辺りを囲むのは、手入れの行き届いた花木たち。八重桜、紫陽花、山ぼうし…まさに四季折々の花木が舞う、自然美あふれる空間だ。 この「はなの舞」を語るうえで外せないのが、何といっても料理。湯布院を代表する若き料理長・藤内明彦氏が腕を振るい、創作性豊かな品々を生み出す。食材は、地元湯布院で採れた野菜や、その日に摘んできた山菜など、新鮮な季節の味覚が中心。また「綺麗で美味しいのは当たり前。そこにプラスする要素を」という料理長の考えから、器は小田原の陶芸家へ特注。フォルムや手触りが個性的で、食材のもつ瑞々しさや彩りを一層際立たせている。食べる者の目を奪い、舌を唸らせる美味な料理。その裏には、料理長渾身の技と深い思いが込められているのだ。 これらの夕食がいただけるのは、ダイニング「鄙屋」もしくは純和風の客室。客室で周りを気にせずゆっくりといただくのもいいが、敢えてダイニングをチョイスするのも手。暖炉が備わるモダンな雰囲気で、木のぬくもりが居心地良さを醸し出している。また食後の余韻を楽しみたいときは、バーラウンジへ。季節の果実酒も用意されており、非日常という旅時間に、静かに身を委ねられるはずだ。 さて、旅の夜を締めくくるお楽しみといえば、やはり温泉。宿内には本館の2室に半露天、離れ2棟に露天風呂が付いているほか、宿泊者が24時間利用可能な男女別大浴場と貸切の岩露天が完備。趣が異なる湯船に源泉100%のやわらかな湯が掛け流され、極楽の湯三昧を満喫することができる。 全8室の小さな宿がもつ大きな魅力。それは、落ち着いた雰囲気、細やかな接客、そして完成度の高い料理が織り成す確かな心地良さといえよう。
【温泉得区プラン】今回はラポルテ読者限定のサービスとして下記お得な料金を適用します。※新しく改装した石張りの半露天客室を利用。※朝食にモーニングコーヒーをサービス。
■本館/通常1泊2食:23,100円が19,950円 〈料金は税込・入湯税別で大人お一人様の価格です。〉■期限/平成22年2月28日迄 (平日限定・年末年始を除く)
大分県・由布院温泉 山紫御泊処 はなの舞[所在地]大分県由布市湯布院町川上2755の2[電話]050-7542-1925
大分県・由布院温泉 山紫御泊処 はなの舞
にぎやかな湯布院のメインストリートから少し離れた静かな場所。樹木のアーチをくぐって石畳の小径を進んでいくと、煉瓦壁の洒落た建物が目に入る。その宿の名は『はなの舞』。辺りを囲むのは、手入れの行き届いた花木たち。八重桜、紫陽花、山ぼうし…まさに四季折々の花木が舞う、自然美あふれる空間だ。 この「はなの舞」を語るうえで外せないのが、何といっても料理。湯布院を代表する若き料理長・藤内明彦氏が腕を振るい、創作性豊かな品々を生み出す。食材は、地元湯布院で採れた野菜や、その日に摘んできた山菜など、新鮮な季節の味覚が中心。また「綺麗で美味しいのは当たり前。そこにプラスする要素を」という料理長の考えから、器は小田原の陶芸家へ特注。フォルムや手触りが個性的で、食材のもつ瑞々しさや彩りを一層際立たせている。食べる者の目を奪い、舌を唸らせる美味な料理。その裏には、料理長渾身の技と深い思いが込められているのだ。 これらの夕食がいただけるのは、ダイニング「鄙屋」もしくは純和風の客室。客室で周りを気にせずゆっくりといただくのもいいが、敢えてダイニングをチョイスするのも手。暖炉が備わるモダンな雰囲気で、木のぬくもりが居心地良さを醸し出している。また食後の余韻を楽しみたいときは、バーラウンジへ。季節の果実酒も用意されており、非日常という旅時間に、静かに身を委ねられるはずだ。 さて、旅の夜を締めくくるお楽しみといえば、やはり温泉。宿内には本館の2室に半露天、離れ2棟に露天風呂が付いているほか、宿泊者が24時間利用可能な男女別大浴場と貸切の岩露天が完備。趣が異なる湯船に源泉100%のやわらかな湯が掛け流され、極楽の湯三昧を満喫することができる。 全8室の小さな宿がもつ大きな魅力。それは、落ち着いた雰囲気、細やかな接客、そして完成度の高い料理が織り成す確かな心地良さといえよう。
【温泉得区プラン】今回はラポルテ読者限定のサービスとして下記お得な料金を適用します。※新しく改装した石張りの半露天客室を利用。※朝食にモーニングコーヒーをサービス。
■本館/通常1泊2食:23,100円が19,950円 〈料金は税込・入湯税別で大人お一人様の価格です。〉■期限/平成22年2月28日迄 (平日限定・年末年始を除く)
大分県・由布院温泉 山紫御泊処 はなの舞[所在地]大分県由布市湯布院町川上2755の2[電話]050-7542-1925
http://la-porte.d2.r-cms.jp,topics/5/33
Vol.1 神童と呼ばれた菅原道真。その波乱万丈の生涯に思いを馳せる。
オトナのライフスタイル提案マガジン ラ・ポルテ
2009-12-25T00:00:00+09:00
2009-12-25T00:00:00+09:00
2009-12-24T14:51:21+09:00
【学】
うつくしや 紅の色なる梅の花あこが顔にも つけたくぞあるこれは菅原道真が5歳のときに、詠んだ歌です。あの美しい紅い梅の花をわたしの顔につけたくなりました・・・こんな歌をまだ年端もいかない子供が詠んだのですから、当時の大人たちもさぞかし驚いたのではないでしょうか。神童と称された菅原道真は、その類まれな学問の才により出世を続け、右大臣にまで昇りつめるのですが、その直後、大宰府左遷となってしまいます。大宰府に来てからわずか2年、失意のなか道真がこの世を去った頃から、都では天変地異が続き、道真の祟りだと恐れられたいいます。道真の死後、大宰府天満宮が創建され、以来、現代に至るまで永く、学問の神様として信仰を集めてきました。特に受験生にとってはなくてはならない存在でしょう。普段、信仰心が薄い人でも、いよいよ受験が近づくと神にすがりたくなる気持ちは分からないでもありません。でも、大宰府天満宮を訪れたら、ひたすら神頼みをする前に、都を追われた道真の無念に、ちょっとだけ思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。【書・画】 吉田真紀
【吉田真紀プロフィール】1977年、福岡県生まれ。10歳の頃から書を学び、高校は書道科に進む。大学卒業後、2001年に「オフィスわく」に入社し、カリグラファーとして現在も活動。個展や書ライブなどを行いながら、デザインユニット「ルネ・ジャパン」を結成して和デザインを生み出すなど、活躍は多岐に渡る。http://www.rena-japan.jp/
【学】
うつくしや 紅の色なる梅の花あこが顔にも つけたくぞあるこれは菅原道真が5歳のときに、詠んだ歌です。あの美しい紅い梅の花をわたしの顔につけたくなりました・・・こんな歌をまだ年端もいかない子供が詠んだのですから、当時の大人たちもさぞかし驚いたのではないでしょうか。神童と称された菅原道真は、その類まれな学問の才により出世を続け、右大臣にまで昇りつめるのですが、その直後、大宰府左遷となってしまいます。大宰府に来てからわずか2年、失意のなか道真がこの世を去った頃から、都では天変地異が続き、道真の祟りだと恐れられたいいます。道真の死後、大宰府天満宮が創建され、以来、現代に至るまで永く、学問の神様として信仰を集めてきました。特に受験生にとってはなくてはならない存在でしょう。普段、信仰心が薄い人でも、いよいよ受験が近づくと神にすがりたくなる気持ちは分からないでもありません。でも、大宰府天満宮を訪れたら、ひたすら神頼みをする前に、都を追われた道真の無念に、ちょっとだけ思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。【書・画】 吉田真紀
【吉田真紀プロフィール】1977年、福岡県生まれ。10歳の頃から書を学び、高校は書道科に進む。大学卒業後、2001年に「オフィスわく」に入社し、カリグラファーとして現在も活動。個展や書ライブなどを行いながら、デザインユニット「ルネ・ジャパン」を結成して和デザインを生み出すなど、活躍は多岐に渡る。http://www.rena-japan.jp/
http://la-porte.d2.r-cms.jp,topics/5/9
Vol.4 自信を持って知人にお薦めできる希少な宿
オトナのライフスタイル提案マガジン ラ・ポルテ
2009-11-20T00:00:00+09:00
2009-11-20T00:00:00+09:00
2009-12-22T19:14:31+09:00
熊本県・山鹿温泉 旅館寿三
最初に訪れたのは、今から7年前。旅館に泊まって、斜向かいの寿司屋さんでにぎり寿司をお好みで食べ放題の夕食、と朝食付きで1万円、という当時では考えられない企画の取材だった。その背景には、「旅館がお客さんを囲い込んだら、町に活気がなくなるんです。・・」と3代目の館主・松岡靖人さんの町に対する思いがあった。以来、私はこちらの一ファンである。さて、その旅館「寿三」。玄関前の打ち水は当然だが、館内も客室もとにかく、整理整頓が徹底されているのを感じる。何度か暖簾をくぐったが、今まで一度も雑然さを感じたことがない。しかも、どのスタッフも、私の友人?と感じさせてくれるほど、にこやかに応対してくれる。施設自体は決して新しくはないのだが、いやいや、なんとも気持ちがいい。「料理も自信ありますが、うちはスタッフが自慢なんです」と言い切る館主の言葉に誇張はない。今回は、寿司じゃなく、通常の1泊2食の料理を味わってきた。先付からデザートまでの12品中、特筆すべき一つは、馬刺しの盛り合せ。赤身と霜降がボリューミーに盛られ、馬肉ならではの、さっぱりとした脂の旨味が味わえる霜降り肉はもちろん、言うことなし。しかし、期待値の低かった赤身の方が、肉本来の旨味と繊維質の舌ざわりや歯ごたえなど、とにかく旨い。馬肉の流通の性質上、これは福岡ではまず出会えない、本場ならではの味である。ほかには、熊本和牛の霜降りステーキ。齢47ともなるとはっきり言って肉より魚派。その私がじっくりとだがペロリと平らげた。焼きすぎに注意しながら、綺麗な肉の4辺をさっと陶板で焼き、旨味を閉じ込め、半生で口の中に放り込む。肉汁が溢れだし、口内に広がり、とっても幸せな気持ちになっていく。pH9.6という名湯をかけ流している温泉を紹介する間もないのが残念だが、接客、料理、温泉の質、はっきり言って、この料金帯でこれだけの満足感を得られるのは稀である。
熊本県・山鹿温泉 旅館寿三[所在地]熊本県山鹿市山鹿1645[電話]0968-44-6121
熊本県・山鹿温泉 旅館寿三
最初に訪れたのは、今から7年前。旅館に泊まって、斜向かいの寿司屋さんでにぎり寿司をお好みで食べ放題の夕食、と朝食付きで1万円、という当時では考えられない企画の取材だった。その背景には、「旅館がお客さんを囲い込んだら、町に活気がなくなるんです。・・」と3代目の館主・松岡靖人さんの町に対する思いがあった。以来、私はこちらの一ファンである。さて、その旅館「寿三」。玄関前の打ち水は当然だが、館内も客室もとにかく、整理整頓が徹底されているのを感じる。何度か暖簾をくぐったが、今まで一度も雑然さを感じたことがない。しかも、どのスタッフも、私の友人?と感じさせてくれるほど、にこやかに応対してくれる。施設自体は決して新しくはないのだが、いやいや、なんとも気持ちがいい。「料理も自信ありますが、うちはスタッフが自慢なんです」と言い切る館主の言葉に誇張はない。今回は、寿司じゃなく、通常の1泊2食の料理を味わってきた。先付からデザートまでの12品中、特筆すべき一つは、馬刺しの盛り合せ。赤身と霜降がボリューミーに盛られ、馬肉ならではの、さっぱりとした脂の旨味が味わえる霜降り肉はもちろん、言うことなし。しかし、期待値の低かった赤身の方が、肉本来の旨味と繊維質の舌ざわりや歯ごたえなど、とにかく旨い。馬肉の流通の性質上、これは福岡ではまず出会えない、本場ならではの味である。ほかには、熊本和牛の霜降りステーキ。齢47ともなるとはっきり言って肉より魚派。その私がじっくりとだがペロリと平らげた。焼きすぎに注意しながら、綺麗な肉の4辺をさっと陶板で焼き、旨味を閉じ込め、半生で口の中に放り込む。肉汁が溢れだし、口内に広がり、とっても幸せな気持ちになっていく。pH9.6という名湯をかけ流している温泉を紹介する間もないのが残念だが、接客、料理、温泉の質、はっきり言って、この料金帯でこれだけの満足感を得られるのは稀である。
熊本県・山鹿温泉 旅館寿三[所在地]熊本県山鹿市山鹿1645[電話]0968-44-6121
http://la-porte.d2.r-cms.jp,topics/5/28
Vol.3 今宵は天空に一歩近づき 天露に身を浸す
オトナのライフスタイル提案マガジン ラ・ポルテ
2009-06-25T00:00:00+09:00
2009-06-25T00:00:00+09:00
2009-12-22T19:13:50+09:00
福岡県・原鶴温泉 ビューホテル平成
初夏の風物詩「鵜飼い」が始まり、向日葵が咲き乱れる暑い夏がやってきた。筑後平野が続く原鶴温泉街を見下ろす高台に一際目立つ建物がある。標高160mの山頂にあり、最高のロケーションを眺めながら温泉を楽しめる「ビューホテル平成」は、天空に近いホテル。まず、館内に入って皆が足を止める展望ロビーでは、筑後平野と三納連山が目に飛び込んでくる。また、これからの季節は、夕焼けで真っ赤に染まる筑後川の光景が何とも印象深く、旅情を掻き立ててくれる。まさしく「ビューホテル」という名にふさわしいホテルだ。 このホテルのもうひとつの楽しみといえば、遮るものが何も無い広々とした露天風呂。展望大浴場「裸美絵」では、抜群の開放感が約束されている。この開放感を、好きなときに好きなだけ満喫できるのが、露天風呂付き客室。今年4月に新設された301号は、Wベッドを3つ完備した、広々とした造りが人気を呼んでいる。今回、ご夫婦や女性グループにオススメの『美肌プラン』は、リーズナブルな料金で、露天風呂又は展望檜風呂(内湯)付きの客室に泊まって、エステの割引が付いているプラン(詳細は予約時にて)。「W美肌の湯」(硫黄泉とアルカリ性単純泉が混合している湯)と呼ばれている良質な原鶴温泉に浸かった後は、男性でも利用できるエステをご夫婦いっしょにというのも温泉旅行ならではの醍醐味。日常の生活ではなかなかじっくりと話す機会が少ないというご夫婦や、親孝行を考えている方は是非、このプランを使ってみてほしい。 夜の帳が下りる頃、日頃話せなかったことを話したり、一緒の部屋で過ごす貴重な時間が、数多な思い出の回想と共に天空の扉を開くであろう。
福岡県・原鶴温泉 ビューホテル平成[所在地]福岡県朝倉市杷木志波203-1[電話]0946-63-3515
福岡県・原鶴温泉 ビューホテル平成
初夏の風物詩「鵜飼い」が始まり、向日葵が咲き乱れる暑い夏がやってきた。筑後平野が続く原鶴温泉街を見下ろす高台に一際目立つ建物がある。標高160mの山頂にあり、最高のロケーションを眺めながら温泉を楽しめる「ビューホテル平成」は、天空に近いホテル。まず、館内に入って皆が足を止める展望ロビーでは、筑後平野と三納連山が目に飛び込んでくる。また、これからの季節は、夕焼けで真っ赤に染まる筑後川の光景が何とも印象深く、旅情を掻き立ててくれる。まさしく「ビューホテル」という名にふさわしいホテルだ。 このホテルのもうひとつの楽しみといえば、遮るものが何も無い広々とした露天風呂。展望大浴場「裸美絵」では、抜群の開放感が約束されている。この開放感を、好きなときに好きなだけ満喫できるのが、露天風呂付き客室。今年4月に新設された301号は、Wベッドを3つ完備した、広々とした造りが人気を呼んでいる。今回、ご夫婦や女性グループにオススメの『美肌プラン』は、リーズナブルな料金で、露天風呂又は展望檜風呂(内湯)付きの客室に泊まって、エステの割引が付いているプラン(詳細は予約時にて)。「W美肌の湯」(硫黄泉とアルカリ性単純泉が混合している湯)と呼ばれている良質な原鶴温泉に浸かった後は、男性でも利用できるエステをご夫婦いっしょにというのも温泉旅行ならではの醍醐味。日常の生活ではなかなかじっくりと話す機会が少ないというご夫婦や、親孝行を考えている方は是非、このプランを使ってみてほしい。 夜の帳が下りる頃、日頃話せなかったことを話したり、一緒の部屋で過ごす貴重な時間が、数多な思い出の回想と共に天空の扉を開くであろう。
福岡県・原鶴温泉 ビューホテル平成[所在地]福岡県朝倉市杷木志波203-1[電話]0946-63-3515
http://la-porte.d2.r-cms.jp,topics/5/31
Vol.2 優雅な田舎に心ときめく 唯一無二の翡翠時間
オトナのライフスタイル提案マガジン ラ・ポルテ
2009-03-25T00:00:00+09:00
2009-03-25T00:00:00+09:00
2009-12-24T14:52:36+09:00
大分県・長湯温泉 宿房 翡翠之庄
ここ翡翠之庄に初めて訪れたのは今から16年前、門からアプローチにかけての風情、茅葺き屋根が特徴的な母屋、敷居をまたいだ後の得も言われぬ凛とした空気間に、知らず知らず、襟を正した記憶が昨日のことのようによみがえる。以来、幾度となく投宿の機会を得た。年齢を重ねるほどに、この宿の魅力に引き込まれていく自分を発見した。16年前からずっと、茅に虫がつかないように、とかかさず慰撫され続けられた茅は、黒光りをたたえるほどの風合いが醸し出されている。また、釘を使わない工法により組み上げられた巨大な梁にも、優しげな艶による年月を感じる。建築物にも年月により備わる風格があることを知らされる。いやはや、仕事柄幾多の宿を伺ったが、このロビーが持つ柔らかくも重々しい歓迎感は、なかなかお目にかかれない代物である。そもそもこちらは、現代の名工と呼ばれる7名の棟梁が腕を競い合うかのように建てられた建築物がウリだった。いやもちろん今でもウリなのだが、それよりも、今や私の楽しみは料理と化している。というのも、あまり取りざたされていないのだが、オーナーである首藤文彦氏の前身は、ペニンシュラホテルのシェフにまで上り詰めた料理人だったのだ。自家菜園や地元でのとれたて野菜を使ったメニューや自社の工房で手作りしたハムやローストビーフ、頭からカリカリと味わえるエノハ(ヤマメ)の唐揚げや、締めにでてくるエノハ茶漬けは、何度食しても飽きない逸品なのである。また、朝食も絞り立ての牛乳や、湯豆腐・ホウバ味噌など、普段は決してあり得ない朝食のおかわりも、ごく自然な行為となっている。独自性豊かなメニュー、それらを彩る器、何度味わっても、こちらでの食事時間は至福と呼ぶにふさわしい。
小さなところまで本物にこだわった「翡翠時間」を堪能しているつもりだが、本当はまだまだ、私ごときの目利きでは役不足なのかもしれない。
大分県・長湯温泉 宿房 翡翠之庄[所在地]大分県竹田市直入町長湯くたみヶ丘[電話]0974-75-2300
大分県・長湯温泉 宿房 翡翠之庄
ここ翡翠之庄に初めて訪れたのは今から16年前、門からアプローチにかけての風情、茅葺き屋根が特徴的な母屋、敷居をまたいだ後の得も言われぬ凛とした空気間に、知らず知らず、襟を正した記憶が昨日のことのようによみがえる。以来、幾度となく投宿の機会を得た。年齢を重ねるほどに、この宿の魅力に引き込まれていく自分を発見した。16年前からずっと、茅に虫がつかないように、とかかさず慰撫され続けられた茅は、黒光りをたたえるほどの風合いが醸し出されている。また、釘を使わない工法により組み上げられた巨大な梁にも、優しげな艶による年月を感じる。建築物にも年月により備わる風格があることを知らされる。いやはや、仕事柄幾多の宿を伺ったが、このロビーが持つ柔らかくも重々しい歓迎感は、なかなかお目にかかれない代物である。そもそもこちらは、現代の名工と呼ばれる7名の棟梁が腕を競い合うかのように建てられた建築物がウリだった。いやもちろん今でもウリなのだが、それよりも、今や私の楽しみは料理と化している。というのも、あまり取りざたされていないのだが、オーナーである首藤文彦氏の前身は、ペニンシュラホテルのシェフにまで上り詰めた料理人だったのだ。自家菜園や地元でのとれたて野菜を使ったメニューや自社の工房で手作りしたハムやローストビーフ、頭からカリカリと味わえるエノハ(ヤマメ)の唐揚げや、締めにでてくるエノハ茶漬けは、何度食しても飽きない逸品なのである。また、朝食も絞り立ての牛乳や、湯豆腐・ホウバ味噌など、普段は決してあり得ない朝食のおかわりも、ごく自然な行為となっている。独自性豊かなメニュー、それらを彩る器、何度味わっても、こちらでの食事時間は至福と呼ぶにふさわしい。
小さなところまで本物にこだわった「翡翠時間」を堪能しているつもりだが、本当はまだまだ、私ごときの目利きでは役不足なのかもしれない。
大分県・長湯温泉 宿房 翡翠之庄[所在地]大分県竹田市直入町長湯くたみヶ丘[電話]0974-75-2300
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Vol.1 平戸のヒラメを喰らう
オトナのライフスタイル提案マガジン ラ・ポルテ
2008-12-25T00:00:00+09:00
2008-12-25T00:00:00+09:00
2009-12-24T14:52:57+09:00
平戸ひらめまつり
高級魚の代名詞 乙姫様が住む竜宮城は、地上の何万倍ものスピードで時が過ぎる。しかし、快楽もその分凝縮された世界なのだ。その楽園において乙姫様が浦島太郎をもてなした料理は「タイやヒラメの躍り食い」である。その頃から、高級魚としての座を確立していたヒラメ、その全国屈指の産地が平戸だ。ヒラメの本当の旨さを知ってますか? 多くの食材の食べ頃って、あまり成長しすぎない頃が多い。大きすぎると「オオアジだ」などと言われ繊細さが欠如した味、と評価されるからだ。が、ことヒラメに限っては、「天然のヒラメは大きければ、大きい程旨いよ」と、長年食べ続けてきた地元の漁師さんは断言する。ここ平戸では、一般的には見ることもないような5kg級の「ザブトン」と呼ばれる巨大ヒラメも珍しくはない。そして一年を通じて旨い時期は「寒ビラメ」という言葉が示すとおり、1月から3月にかけての厳冬季だ。脂がのり身もふっくらと肥えて、その品格漂う味や食感はとにかく絶妙な味わいなのだ。栄養素は、極微量の脂肪分しか含まず、ビタミンやミネラルのバランスもよく、またゼラチン質が多いが故の、俗に言う美肌効果なども期待できる、という優れもの。 調理法は、焼き物・揚げ物・煮物と様々な形で供されるが、やっぱり王道の薄引きの刺身が旨い。その緻密な肉質は、繊細な味なのでとりあえず醤油でなく塩で、ヒラメの旬の味をじっくりと噛みしめてほしい。とくに、鰭の付け根部分の身・縁側は、脂ののりも抜群で歯ごたえもあり、珍重されている部位だ。刺し盛りに添えられていないと、がっかりしてしまうが姿造りだと、その心配は無用だ。また、これからの時期はシャブシャブという楽しい味わい方もお勧めしたい。平戸ひらめまつり期間中、平戸市内の飲食店やホテル・旅館では、平戸で水揚げされた天然のヒラメが手頃な料金で味わえます。活き作りはもちろん、鍋やピザなどユニークなメニューも登場!また、宿泊者にはウチワエビの刺身や2時間飲み放題などの施設ごとの特典があり、観光施設の割引特典など、とにかくお得感満載なのです。■期間:2009年1月7日~4月5日まで■問い合わせ:(社)平戸観光協会 0950-23-8600http://www.hirado-net.com/
平戸ひらめまつり
高級魚の代名詞 乙姫様が住む竜宮城は、地上の何万倍ものスピードで時が過ぎる。しかし、快楽もその分凝縮された世界なのだ。その楽園において乙姫様が浦島太郎をもてなした料理は「タイやヒラメの躍り食い」である。その頃から、高級魚としての座を確立していたヒラメ、その全国屈指の産地が平戸だ。ヒラメの本当の旨さを知ってますか? 多くの食材の食べ頃って、あまり成長しすぎない頃が多い。大きすぎると「オオアジだ」などと言われ繊細さが欠如した味、と評価されるからだ。が、ことヒラメに限っては、「天然のヒラメは大きければ、大きい程旨いよ」と、長年食べ続けてきた地元の漁師さんは断言する。ここ平戸では、一般的には見ることもないような5kg級の「ザブトン」と呼ばれる巨大ヒラメも珍しくはない。そして一年を通じて旨い時期は「寒ビラメ」という言葉が示すとおり、1月から3月にかけての厳冬季だ。脂がのり身もふっくらと肥えて、その品格漂う味や食感はとにかく絶妙な味わいなのだ。栄養素は、極微量の脂肪分しか含まず、ビタミンやミネラルのバランスもよく、またゼラチン質が多いが故の、俗に言う美肌効果なども期待できる、という優れもの。 調理法は、焼き物・揚げ物・煮物と様々な形で供されるが、やっぱり王道の薄引きの刺身が旨い。その緻密な肉質は、繊細な味なのでとりあえず醤油でなく塩で、ヒラメの旬の味をじっくりと噛みしめてほしい。とくに、鰭の付け根部分の身・縁側は、脂ののりも抜群で歯ごたえもあり、珍重されている部位だ。刺し盛りに添えられていないと、がっかりしてしまうが姿造りだと、その心配は無用だ。また、これからの時期はシャブシャブという楽しい味わい方もお勧めしたい。平戸ひらめまつり期間中、平戸市内の飲食店やホテル・旅館では、平戸で水揚げされた天然のヒラメが手頃な料金で味わえます。活き作りはもちろん、鍋やピザなどユニークなメニューも登場!また、宿泊者にはウチワエビの刺身や2時間飲み放題などの施設ごとの特典があり、観光施設の割引特典など、とにかくお得感満載なのです。■期間:2009年1月7日~4月5日まで■問い合わせ:(社)平戸観光協会 0950-23-8600http://www.hirado-net.com/